築85年の家。各ハウスメーカーから建て替えプランの提案を受けていて、マツワにもお声がけいただきました。私たちは、まず現地調査をさせていただきました。そうすると、屋根裏や床下に、現代では考えられないほど大きく立派な木材を使用していること、鳥取地震(1943年9月10日)でいちど傾き修正した形跡などが判明しました。亡くなったおじいさんをはじめ、代々大切にされてきた家だと感じられ、私たちは、すっかり建て替えてしまうのではなく、リノベーションをおすすめしました。その時の、お客様のホッとしたお顔がとても印象的です。
古くて、建て替えするしか
仕方ないのだろうと思っていた。
リノベーション後
- 所在地
- 鳥取市行徳
- 築年数
- 推定85年(1936年(昭和11年)築)
- 面積
- 施工面積94㎡
- リノベーション費用
- —
- 取り組んだこと
- ・渡り廊下的なところから半分をリノベーション。
・屋根裏や床下の大きな立派な木材を活かす。
・両隣りが接近しているため家の中にもう一つ基礎をし、新しい家を造るイメージ。
・ウレタンふきつけ断熱でリノベーション範囲を包む。
・細長い家なので、揺れに弱い方向の耐震を強化。
・エコウィン、第1種換気システム、など最新システム。
・雨でも濡れずに車に乗り降りできるようビルトインガレージ。
・この家を譲り受ける感謝の気持ちを込めてリビングの一角に仏壇置き場を。